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MVNO(格安SIM) あれこれ解説とか

MVNO(格安SIM)にする前に知っておきたいこと(注意点)

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今回はMVNO(格安SIM・格安スマホ)にする前に、確認しておきたいことやしておいた方がいいことを簡単にまとめていきたいと思います。そんなに難しいことはないのですが、何が変わるのか不安だ、という人は多いです、ですから今回は、MVNOにする前段階として知っておいた方がいいことを簡単にまとめて、解説していこうと思います。

 

①支払方法について
②中継電話方式
③使えるスマホ
④SIMロックについて
⑤電波のエリア
⑥どれくらい安くなるのか
⑦契約にいくらくらいかかるのか
⑧おすすめのMVNO

 

①支払方法について

支払方法は、基本的にクレジットカードになります。デビットカードは使えません。口座振替ができるのは実質2社だけで、YモバイルとUQモバイルのみです。

例外的に可能なケースもありますが、例えばOCNで他のサービスを利用していて口座振替を利用中の場合、OCNモバイルの利用料金を合算し、口座振替にするなどはあります。しかしOCNモバイルのみでの契約ではクレジットカード払いが基本というのは公式で明記してあります。

このように口座振替が基本的に不可である、ということはまず知っておいてください。

 

②中継電話方式

MVNOというのは、ドコモ、au、Softbankの回線を間借りして提供しているキャリアのことなのですが、データ通信は特に心配する必要はありません。ですが電話をかけるときに注意が必要です。というのも、MVNOは中継電話方式という仕組みが採用されているキャリアがほとんどなのです。

これは簡単に結果だけいうと、電話を発信する際に最初に特定の番号を付けて発信しないと通話料金が高くなるというものです。MVNOは10分話し放題なども各社提供しているのですが、この番号を付けないと話し放題プランが適用になりません。

中継電話方式でない会社は2社だけで、YモバイルとUQモバイルです。この2社はそのまま電話をかけて大丈夫です。ちなみに完全かけ放題に対応しているのもこの2社だけです。

 

③使えるスマホについて

スマホはそれぞれ使える周波数の帯域、というものがあります。新しいスマホは全対応のものも多いですが、iPhoneだと6以前のものはau系かドコモ・Softbank系で違います。6s以降のものは、両方に対応しているので大丈夫ですが、次に解説するSIMロックに気を付けましょう

一応こちらに対応表を添付しておきますので、こちらで使えるか確認してみるとよいと思います。基本的にYモバイルで使える場合はSoftbank系・ドコモ系で利用可能です。UQモバイルで対応していたら、au系で利用可能です。どちらも対応していた場合、全てのキャリアで使えると思って大丈夫です。

Yモバイルでの確認はこちら

UQモバイルでの確認はこちら

④SIMロックとはなんぞや

みなさんがお持ちのスマホのほとんどは、ドコモやSoftbankで契約した際に一緒に購入していると思います。このようにキャリアで契約と一緒に購入したスマホは、他のキャリアで使えないようにするロックが掛かっています。この利用できるキャリアを限定することをSIMロックといいます。

もしドコモで購入していたのであれば、ドコモ系の回線を提供するキャリアなら使えます。Softbank系やau系の回線しかないキャリアでは使えません。ですが、iPhone6s以降のものはSIMロックを解除することが可能です。ただし、購入から100日以後でないと解除できないです。Yモバイルのみ、SIMロック解除済みの端末しか持ち込み利用はできません。Softbank購入のスマホは、他社のSoftbank回線では利用可能ですが、Yモバイルだけは使えないので注意が必要です。

解除にはオンラインでする方法と窓口でする方法がありますが、オンラインは無料で行えます。窓口だと3000円必要です。1点だけ注意が必要なのが、所有者が契約している間のみ、オンラインで手続きが可能です。すでに解約していたり、もらったスマホなどの場合は窓口でしか解除ができません。例外的に、ドコモで2011年~2015年4月発売のモデルは解除可能なものでも窓口でしかできないものがあります。

SIMロックは解除しておくと海外でも周波数が合えば使えます。逆にロックが掛かったままだと、切り替えた時にVoLTEなど一部の機能が使えないことがあったりするので、解除しておくほうが良いです。簡単にできるので以下のリンクから契約中のキャリアでロックを解除しておきましょう。

ドコモのSIMロック解除はこちら
auのSIMロック解除はこちら
SoftbankのSIMロック解除はこちら

各リンクからユーザーページへログインし、解除手続きを行いましょう。一度で終わりますし、しておくと便利なのでこの機会に済ませておくことをおすすめします。

 

⑤電波のエリアについて

エリアについては各キャリアと同じです。ドコモ系の回線ならドコモと一緒だし、au系の回線ならauと同じカバーエリアです。あえて違いを挙げるとするなら、帯域が少し違うので電波強度が弱くなるエリアが存在する可能性はあります。しかし使用していて感じることはほぼ無いレベルです。

⑥どれくらい安くなるのか

どのプランで契約しているかにもよりますが、同程度のプランで月に2000円は確実に下がります。大手3社の場合、3Gプランで3980円程度です。これに5分かけ放題で+700円の4680円くらいが相場。これをUQに変更した場合、3G+10分かけ放題になって2680円です。およそ半額になると考えら安く感じますね。

私はドコモの7G+カケホーダイから、UQの3G+60分無料通話に変更だったので8000円ほど下がりました。これを機会に見直しをしてみると、とても安くなる可能性も十分にあります。

⑦契約にどれくらいコストがかかるのか

まず新規で契約する場合、3000円の事務手数料がかかります。これはキャンペーンなどで無料になる場合もありますが、基本的にはかかると思ってよいです。

次に今の番号を移動させる場合、MNP手数料として3000円必要です。これはいま契約しているキャリアに支払います。

そして現在契約しているキャリアの解約手数料が必要になります。2019年の10月以降に契約した人は、どのキャリアでも更新月以外の解約は一律1000円です。更新月は無料。Softbankは新プランに変更してからの解約はいつでも0円。auもプラン変更すれば、違約金は最大1000円です。ドコモのみ最大9500円の解約手数料が必要です。

キャリアと番号を移行するかにもよりますが、6000円~15,000円ほどのコストがかかるとみてよいです。ここにキャンペーンなどで割引が入ることを考えて、早く変えたほうがお得かを考えればいいと思います。auとソフトバンクはいつ変更してもいいです。ドコモだけ違約金が大きいので、更新月まで半年以内なら待ってもよいですが、キャッシュバックなどで補填もありますので、少し下のリンクから申し込めば損することはないです。

⑧おすすめのMVNO

個人的には今までと電話の利用感が変わらない、UQモバイルとYモバイルをおすすめしています。他社キャリアとの違いも500円以内になることがほとんどですので。口座振替が必要ないとしても、電話をかけるのにいちいち番号を付けるのが面倒だったので私もUQにしています。

カウントフリーといって、YouTubeの利用はパケットへりませんというサービスがBIGLOBEから出ていますが、これはサブでの利用をおすすめしてます。一番電話を使う可能性がある番号は、UQモバイルかYモバイルにしておくのが無難です。

そちらの解説記事も書いておりますので、よければ参照してみてください。カウントフリーはサブにおすすめのMVNO比較で、YモバイルとUQモバイルの比較は格安SIM(MVNO)結局どこがいいのか比較で解説しています。

サブにおすすめのMVNO比較
格安SIM(MVNO)結局どこがいいのか比較

もう契約を考えたい、という人は以下のリンクからの申し込みがお勧めです。UQは公式ではありませんが。1万円のキャッシュバックがあるので違約金の補填にちょうど良いです。YモバイルはPayPayライト(支払のみ利用可能でユーザー間での送金不可)でいつでも6300円ボーナス、さらに5の月日なら最大14,000円というキャンペーンを行っています。2つをきちんと比較したいという方は格安SIM(MVNO)結局どこがいいのか比較をご覧ください。

UQモバイル開通で1万円キャッシュバックはこちら

YモバイルPayPayボーナス14,000円はこちら

まとめ

もちろんこれ以外にも違いはありますが、これだけ知っておけばとりあえず大丈夫です。もしわからないことがあれば、コメントを残していただくと返信・新しい記事で解説を行っていきますので、気軽にコメントなど残していただけると嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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