最近、別サイトの更新や作成でこちらが更新できていません…。
サーバーのお引越しと、このブログも内部的に大きめのアプデを控えているので、今日は取り急ぎ秋のPC情報とセールのまとめを公開したいと思います。
①最近のPC-NEWS
まずは第10世代のIntelが出たことで、在庫になっている第9世代のPCの値段が落ちてきています。GPUもRTX-3080がリリース直後に「蒸発」と言われる勢いで完売しているので、PC需要がかなり高くなってきているように思います。
これに伴い、1660Superあたりのグラボを載せて、安く販売しているケースが目立ちます。デスクトップでいま割安感が強いのは第10世代のi5~i7に1660Superを搭載したモデルですね。
私もPCの新調を考えているのですが、Intelの開発停滞、AMDの躍進を見ていると、いま買い替えるならIntelの第10世代i5~i7あたりで、そこそこのスペックで様子を見るのが良い気がしています。
というのも、最近はAMDのほうにも環境を合わせてきているメーカーも多くなってきたこと、しばらく単純なCPU性能はAMDのほうが上を取りそうなので、今後、CPUの主軸がAMDに移行していきそうな気配があります。
ですが、現状の汎用性ではまだまだIntelが有利なので、実質的に第9世代の廉価スペックアップ版の第10世代で、中継ぎをするのが良いのでは、という感じです。
これはあくまでも個人的な主観予想ですが、このあたりのPCを持っていて現状作業に困ることはほぼ無いでしょう。
②どのラインナップが割安感があるか
参考までに、割安感がある平均スペックを記載すると
CPU:第10世代i5~i7もしくは第9世代i7
メモリ:最低8G・16G以上推奨
SSD:512GB以上(NVMe推奨)
GPU:1660Super以上
あたりのデスクトップが目安になると思います。
これくらいのモデルを持っていると、簡単な動画編集なども対応ができますので、個人機としては申し分ないと思います。
テレワークなどでノートを使っている方も増えましたが、実際に作業をするとなると、家にずっといるのにノートPCは非効率だと思います。これを機に、デスクトップPCを新調するのは良いタイミングかもしれません。
ノートPCも色々と出ていますが、全体的に価格が落ちている感じは見受けられないので、ノートで購入している人が多いのだと思います。いまはノートPCを買う時期ではないかもしれません。逆に上記くらいのスペックのデスクトップはかなりねらい目です。
いつもPC購入をおすすめする場合に言っているのは
「仕事用PCは安くていいからデュアルモニタ以上に絶対すべし」
映像関係を扱うなどの場合を除いて、基本的にフルHD(1920*1080)の解像度があればまず困りません。作業をするときにデュアルモニタかどうかで、作業効率は倍以上変わります。やればわかる。
いまリモートで自宅作業をノートPCにしている方、ためしにディスプレイを一台つなげてみると良いです。アマゾンセールで1万くらいで手に入ります。
こんなに違うのかっていうくらい作業効率が上がりますので、ぜひお試しあれ。
Amazonのタイムセールが9月の連休で実施されていますので、これより安いラインナップもあります。VESA規格対応のIPS広視野角、22~24あたりがおすすめです。こちらは通常の価格ですが、3年保証もあり機能と値段で言うと割安なので、参考にしていただけると。タイムセールはこれより安いものがありますが、モニターアームを付ける場合、VESA対応モニタと端子の位置は確認しておきましょう。(たまにアームのアタッチ付けたら端子がかぶって接続できないよくわからないモデルがある)
③いま安いデスクトップPCセール
1.FRONTIER
最近で一番安いと感じるのはFRONTIERさんですね。
RTX-3080搭載のモデルもすでに販売中ですが、他のセールよりもスペック的にも値段的にも割安感があります。FRONTIERさんの特徴として、電源が高出力で、ストレージが大きめなので、いろいろと余裕がある設計になっています。BTOで最初から600W以上の電源が付いたモデルはあまり見ませんが、FRONTIERさんは800W、日本コンデンサ製でゴールド認証が付いていたりと、かなり良心的な設計と価格になっています。
ただ、パーツの仕入れの関係か、ミドルクラス以下のモデルに高性能パーツが付いていたりするので、後からスペックアップも可能とも言えますが、不必要な配分になっているモデルも若干あります。
例えば、i5のゲームPCにZ490チップセットマザーボードだったり、といった感じです。
簡単に説明するとZ490は第10世代のIntelで、クロックアップ対応のモデルです。それ以外にも対応メモリやUSB3.2Gen1のポート最大数など細かい違いはありますが、基本的にはCPUの末尾に「K」がつくクロックアップ対応CPUに向けたマザーボードです。
このボードにクロックアップ非対応のi5を搭載したりと、少しもったいない構成になっているモデルもあります。ただ、それでも他のBTOよりも安いので、作る側のコスパが悪いのではと心配にはなりますが、ユーザー的には安くてグレード高めの構成になっているのはうれしいです。(本音は少し下のグレードにしてもう少し安いラインも欲しい)
FRONTIERで買う際、パーツのカスタマイズやモニターは普通の価格なので、キーボードやモニターは別で買う方が良いです。カスタマイズするとすれば、CPU変更・グリス・OSをプロ版にするくらいがよいでしょう。
2.パソコン工房
次にお勧めしているのがパソコン工房です。現在30周年記念セールを行っており、こちらのモデルはかなり格安感があります。
パソコン・PCパーツ・周辺機器がお買い得!パソコン工房のセール
パソコン工房のメリットは、構成のバランスが良くカスタマイズも安い、ラインアップが豊富という点です。セットモニターもiiyamaで値段もお手頃です。一つの店舗ですべてをまかなうならパソコン工房が良いです。
FRONTIERと比較した場合、電源がコチラは少し弱いかなと見えますが、必要なスペックは十分に満たしているので価格に寄り添ったいい性能のバランスになっています。ただ、マザーや電源・各種パーツともにちょうどいいので拡張する際はまとめてパーツ交換したくなりそうだな、といったバランスです。
FRONTIERが玄人向けなら、パソコン工房は一般ユーザーに向いているような印象です。あとから自分でカスタマイズする派ならFRONTIER、自分で拡張をしないならパソコン工房が良いでしょう。
まとめ
私もそろそろマシンを新調したいので、ついでにまとめてみた感じですが、デスクPCはいまなかなかお買い得感があります。他の店舗も色々とセールをしていますが、この3社が今秋のセールではお得感が強い感じでした。
次回の更新は、ブログのサーバーお引越しや統合を考えているので、少し先になりますが、こりずに見に来てもらえると嬉しいです。