JR九州が全線乗り放題「みんなの九州きっぷ」2日間新幹線・特急OKで1万円 北部版も ー乗りものニュース
前回は博多をまず紹介させていただきましたが、乗り放題で乗るならこの機会に色々な列車に乗りたい、と鉄道好きの方に言われ、まず乗る列車を確認していこうと思います。
2日間で1万円の場合、博多~鹿児島の往復新幹線で2万円程度なので、それを考えるとかなりお得な切符です。ですが、博多から鹿児島に新幹線で行く!で鹿児島に一泊するなら、九州以外は鹿児島に飛行機で行った方がたぶん速いし安い。となると、やはりここは列車に乗り倒すくらいの気持ちで、その経由の観光スポットに焦点を当てていくのが良いのではなかろうかと思った次第です。
注意
本日(7月4日)、梅雨による水害で人吉・隼人・指宿エリアが一部水没しています。条件によりますが、払い戻し・変更が可能ですので詳しくは下記リンクをご覧の上、最寄りの窓口までお問い合わせください。
ルールを確認
以下JR九州の「みんなの九州きっぷ」より主要部を転用 → 転用元はこちら
きっぷの効力
- 有効期間は連続する2⽇間
- インターネットで予約購⼊した場合、乗⾞前にみどりの窓⼝できっぷを受け取ってから乗⾞
- きっぷを受け取らずに乗⾞した場合は、別途乗⾞に必要な乗⾞券・特急券が必要
- 九州新幹線(北部九州版は博多〜熊本)を含むJR九州全線の特急列⾞、普通・快速列⾞に乗り降り⾃由
- 普通⾞指定席を6回まで利⽤可能
- 指定席利⽤回数を超えて指定席を利⽤する場合は、別途、所定の「指定席特急券」が必要(運賃部分のみ有効)
- 指定席を利用する場合には、乗車前にJR九州の駅の指定席券売機・窓口等であらかじめ座席の指定が必要
※「観光きっぷダイヤル」は利用不可 - 指定券を所持しないで乗⾞した場合及び指定列⾞の出発時刻前の列⾞に乗⾞する場合は、⾃由席に限り乗⾞可能
※列車内で指定席を利用する場合は、別途、所定の「指定席特急券」が必要(運賃部分のみ有効) - グリーン⾞指定席に乗⾞する場合は、別途、所定の「特急券・グリーン券」が必要(運賃部分のみ有効)
- 指定席利⽤回数は改札を出ずに列⾞を乗り継ぐ場合もそれぞれ1回とカウント、次の場合はあわせて1回
・九州新幹線の改札内で乗り継ぐ場合
・博多〜宮崎空港間の特急列⾞を別府または⼤分の改札内で乗り継ぐ場合 - 博多〜⼩倉間の⼭陽新幹線と博多〜博多南間の博多南線は利⽤不可
- 福岡市交通局・肥薩おれんじ鉄道など、JR九州線以外の列⾞に乗⾞の場合は、その会社線の乗⾞区間に対する運賃等が別に必要(B&Sみやざき等のバス会社線にご乗⾞の場合も同様)
- 姪浜駅をご利⽤の際は有⼈改札を利⽤
- 有効期間の最終⽇に翌⽇にまたがる列⾞を利⽤の場合は、当該列⾞を下⾞するまで有効
注意が必要になりそうなのは、指定席は6回まで、それ以上は指定席特急券が必要、という部分だと思います。ここから、乗りたい列車を全部乗り倒すプランも考えられますが、現実的にはD&S列車(デザイン&ストーリー列車)を2つ乗るくらいが現実的な目標かな、と思います。ですから今回はD&S列車に焦点を当てて紹介していきたいと思います。
JR九州は内装に和を意識した天然素材を多用すると共に、「鉄道ルネサンス」を標榜しており、D&S列車はその中でも特にデザインとストーリーに重きを置いた、優等列車という感じです。とりあえず北部九州版(5000円)でもかなりのエリアで乗れるので、まずは北部九州エリアから、全九州エリアまで紹介したいと思います。
①初代D&S列車「ゆふいんの森号」
公式ページはこちら(内装ストリートビューあり)
「ゆふいんの森号」は上り・下りそれぞれ一日3本運行、うち2本目の博多10:24発のみ別府まで運行します。他の列車との乗り換えジャンクションになりそうなのは、鳥栖駅(長崎・博多方面)・久留米駅(熊本方面)になります。注意が必要なのが、乗車前に指定予約が必要です。
停車駅は
博多発・鳥栖・久留米・日田・天ケ瀬・豊後森・湯布院(博多9:24発と14:35発は終点)~
大分・別府終点(2本目の博多10:24発のみ)
別府発のゆふいんの森号は14:41発
所用時間は博多~湯布院で2時間12分、博多~別府で3時間13分
要予約(席指定が必要)
現在はコロナの影響で販売を見合わせていますが、駅弁は基本的に予約限定で、どれも人気です。名前を冠した湯布院は、地場の人間が盛り上げていって観光地になった街で、地元愛にあふれる街です。アートにも関心が深い街なので、観光パンフレット以外にも小さなギャラリーが点在していたりします。詳しくは大分編で解説していきます。
②熊本~別府を結ぶ「あそぼーい!」
公式はこちら
お次は別府と熊本を結ぶ「あそぼーい!」です。こちらも乗車前に指定が必要で、指定が無いと乗車できません。D&S列車は熊本が一番多いので、ゆふいんの森号で別府まで行き、温泉に浸かったあとに「あそぼーい!」で熊本に入るのは良いプランになると思います。
ただし、8月8日に全線開通予定ですから、それ以降でのプランになります。平成28年の熊本地震で肥後大津~阿蘇間が運休になっていましたが、このルートが開けば別府・大分から熊本へ行くD&Sが開通します。復興支援も兼ねてぜひ。
子供向けのカフェや絵本図書館、木のボールプールなどがあり、小さいお子さんがいる方におすすめです。
そしてこちらは運行日が決まっており、平日の運航は基本的にありません。8月8日~8月15日、9月27日~10月4日の期間は平日の運行もしているので、平日狙いの方はこのあたりで考えると良いと思います。
停車駅は
別府(15:12発)・大分・中判田・三重町・緒方・豊後竹田・豊後荻・宮地・阿蘇・赤水・立野・肥後大津・武蔵塚・水前寺・新水前寺・熊本(18:29着)
熊本(9:09発)~別府(12:32着)の上下一本のみ
所用時間はおよそ3時間20分
土日のみの運航が基本だが、8月8日~8月15日、9月27日~10月4日は平日運航あり
要予約(席指定が必要)
熊本城もかなり復旧してきており、D&Sのストーリーが一番深いのは、今回この列車かもしれません。この機会にぜひ乗ってみてほしい列車です。
③A列車で行こう(北部九州版はここまで)
公式はこちら
北部九州のトリは、ゲームタイトルで有名ですが、もともとはジャズの名曲から来ています「A列車で行こう」です。元ネタの原題は”Take the A Train” 誰もが一度は耳にしたことがある名曲です。内装もそれに負けないデザインで、ハイボールサーバーを備えたバーカウンターがあります。こちらも全指定席の要予約です。
こちらは路線も短く、40分ほどの旅路。終点の三角はイルカが泳ぎ、その先には天草があります。フェリーに乗れば島原・雲仙もすぐです。おすすめスポットは世界遺産の三角西港。明治時代に作られた石畳の港湾や洋館は、映画の撮影にも使われています。
熊本に行くならば、「A列車で行こう」は間を埋めるのにちょうどいい旅路になると思います。
停車駅は
熊本(10:35)発・宇土・三角(11:12)着
上下3本運行
熊本発 10:35・12:23・14:37
三角発 11:20・13:50・16:19
所用時間は約40分
土日のみの運航が基本だが、7月17日~8月31日までは毎日運航
要予約(席指定が必要)
上り下りともに三本ずつ、一番遅い便の「A列車で行こう」で帰っても17時に熊本着です。普通列車でも50分ほど、最終は21:32です。ここから博多行きの最終新幹線にも間に合います。焼酎でも買って新幹線で博多に帰るもよし、全九州版きっぷなら熊本泊で焼酎でも飲み、次の南熊本や鹿児島方面を目指すのもよいでしょう。
④九州の蒸気機関車、SL人吉(これより全九州版エリア)
(動画内に「SL人吉」出てきます。とてもよい映像なのでぜひ!)
公式はこちら
球磨川を上っていく「SL人吉」は、旅のフォトジェニックにとても良いです。終点の人吉駅は、今では珍しい弁当の立ち売りがあります。定番は栗飯、球磨川で採れた鮎を使った鮎寿司も人気ですが、一番の名物は弁当売りの菖蒲さんかもしれません。
熊本の観光も色々なスポットありますが、山と川ならこちらの方面が良いです。夏から秋にかけてこのエリアは、美しい自然が本当に素晴らしいです。きっぷの時期から外れてしまうのですが、途中の八代では西日本で唯一の花火競技大会があります。このエリアはあまり知られていませんが、その分穴場と言えるかもしれません。個人的にはカメラ好きにおすすめなルートで私も行きたい。
ただ、難点というか日に上下一本しかなく、朝の9:45熊本発、所要時間は2時間20分ほど。お昼に人吉について散策したら、それで一日が終わってしまうプランになります。ただ、この路線は旅の締めくくりとしてふさわしい価値があると思います。
停車駅は
熊本発(9:45)・新八代・八代・坂本・白石・一勝地・渡・人吉(12:09)
登りは人吉14:38発
全席指定の要予約
ここで上りが14:38分だから二時間ほどの散策になってしまう!ほとんど見れない!となってしまいますが、それをカバーするのが次の「かわせみ やませみ」です。
⑤SL人吉と同区間を走る「かわせみ やませみ」
公式はこちら
区間・停車駅ともに「SL人吉」とほぼ同じなので、地域説明は割愛します。違いは便数が上下3本あり、熊本までの所要時間も1時間半と短いです。上り最終は17:24人吉発なので、帰りの便におすすめです。
こちらはちょっと編成が特殊で、朝一の上り下りのみ自由席がありますが、それ以外は全席指定です。そして車両点検時には次に紹介する「いさぶろう・しんぺい」になります。帰りの便に「かわせみ やませみ」に乗るなら予約は必要です。
「かわせみ やませみ」は予約限定の駅弁や限定スイーツ・おつまみセットもありますが、現在はコロナの影響で一時販売を見合わせています。ですが、焼酎は数種類、ジュースや他のお酒も販売しています。ただし車内販売は土日のみ、土日も朝一の便は上下ともに販売無しです。
人吉方面から熊本に帰るなら、「かわせみ やませみ」は落ち着いた内装でおすすめです。ゆったりと焼酎でも飲みながら、暮れていく球磨川を眺めるのは列車の旅の締めくくりによいのではないでしょうか。
SL人吉との違いは白石に停車なし
その他の停車と区間は一緒だが、こちらの方が速い
最終便の場合
人吉発(17:24発)・渡・一勝地・坂本・八代・新八代・熊本(18:56着)
運行日や車両が少し変則的なので、公式ページと問い合わせ確認がおすすめ
全席指定の要予約
ですが車窓からの絶景を楽しむならば、この延線にある「いさぶろう・しんぺい」の矢岳超えは日本三大車窓の一つ。列車好きなら旅はまだ続きます。
⑥日本三大車窓の絶景「いさぶろう・しんぺい」
公式はこちら
熊本と鹿児島の吉松を結ぶ肥薩線は、矢岳トンネルの開通によって成しえました。片勾配で延長2キロ以上もある矢岳トンネルは、含水量の多い地盤のため湧水が多く、その工事は青函トンネルに匹敵するといわれるほどの大工事の一つでした。雇用できる人員も少なく、湧水のため工事は難航、材料や日用品も手に入らないような環境でしたが、開通予定に遅れることなくトンネル工事は完成しました。
これは官民が総力を集結した賜物と称え、当時の逓信大臣、山形伊三郎氏が人吉側に「天険若夷」、鉄道院総裁、男爵後藤新平氏が吉松側に「引重致遠」と石額をそれぞれ掲げました。「険しい難所を平地のように切り開いたおかげで、多くの人や物を遠く運べるようになった」という意味になるそうで、矢岳トンネルは土木遺産として選奨されています。
そんな矢岳トンネルを抜ける、日本三大車窓ともいわれる矢岳超えルートを走る観光列車が「いさぶろう・しんぺい」です。人吉から吉松へ抜ける列車をいさぶろう、吉松から人吉へ上る列車をしんぺいとしているのは、先の石額から取られています。
山を抜けるこの路線からの眺めは、霧島連山や桜島までをも見通せる絶景です。途中に今では珍しいスイッチバック機構をもつ駅が二つ、大畑(おこば)駅、真幸(まさき)駅があります。とくに大畑駅はループスイッチバックという、日本唯一の機構を持ちます。「いさぶろう・しんぺい」は落ち着いた木製内装で、景色を楽しむため過度な装飾はありませんが、日本の原風景を楽しめる趣深い路線です。落ち着いた大人の旅を目指す方におすすめです。
こちらの列車は予約なども必要ありません。しかし本数も毎日往復2本しかありませんので、ダイヤの確認はしっかりとしておきましょう。
日本三大車窓の絶景ルート
停車駅
熊本・新八代・八代・人吉(10:09発・13:14発)・大畑・矢岳・真幸・吉松(11:30・14:33着)
熊本~人吉間は特急運航、人吉~吉松間は普通運行
吉松発の登りは(11:41・15:15発)
予約は必要ないが、本数が少ないのでダイヤ確認はしっかりと
吉松は田舎ですが、鹿児島・熊本・宮崎のジャンクションになっています。といっても各方面に一時間に一本しかなく、最終も19時~20時頃となります。
念のため時刻表PDFを → 吉松駅時刻表
ここから宮崎ルートか鹿児島ルートかで、かなり変わると思います。一般的には鹿児島ルートが多いと思いますので、鹿児島ルートから説明していきます。
⑦「はやとの風」
公式はこちら
吉松駅から、錦江湾を眺めながら鹿児島中央へ。ここには限定車両「はやとの風」が運航しています。一時間半ほどの旅路は、太平洋戦争の戦火を超えて残った明治レトロな駅々を通過していきます。
土日のみの運航がメインですが、夏休み期間の7月18日~8月31日の間は毎日運航しています。上下2本の運航です。嘉例川駅は築100年を超える木造駅舎で、九州の駅弁ランキング3年連続1位に輝いた「百年の旅物語かれい川」の販売も行っています。2日前までに予約すれば、「はやとの風」車内でも引き換え可能です。
コロナの影響で閉館しているホテル・温泉もあるそうですが、霧島温泉郷での一泊もなかなかお勧めです。こちらは温泉が本当に豊富で、日帰り・宿泊どちらもたくさんあります。駅は田舎の駅という感じですが、霧島は坂本龍馬がおりょうと療養・新婚旅行を兼ねて訪れた地でもあります。ただ、観光バス以外は車がないと少し動きにくいかもしれません。
ちなみに高千穂峰は、阿蘇の高千穂峡と混同しがちですが、別物です。新燃岳を中心に、雄大な自然が広がる霧島高原を巡る旅も素敵だと思います。立ち寄りは少し時間的に厳しいかもしれないので、また別の機会に詳しく記事にしたいと思います。
停車駅
吉松(11:37・15:01発)・栗野・大隅横川・霧島温泉・嘉例川・隼人・鹿児島・鹿児島中央(13:05・16:44着)
自由席も4席あるが、ほぼ指定席のため予約推奨
鹿児島中央へ行くと、一気に市街地へ出ます。
⑧鹿児島中央より砂風呂の町へ「指宿のたまて箱」
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指宿と言えば砂蒸し風呂で有名ですね。鹿児島中央から薩摩半島を海沿いに、竜宮伝説をテーマにした「指宿のたまて箱」は、乗降時にミスト噴射の演出があります。玉手箱の煙をイメージしているそうです。全席指定席です。
指宿までの所要時間は一時間ほど。薩摩半島を海沿いに南下します。指宿は湯豊宿と天智天皇が読んだものが転じたそうで、古くから湯治場として有名だったようです。
鹿児島の魅力は街中にある温泉、豊かな自然が産んだ焼酎・黒酢・黒豚など様々ありますが、指宿の砂蒸し風呂はそれ単体で有名なほどの魅力があります。その理由の一つに厳しい衛生管理があります。指宿の蒸し風呂用の砂は日に何度か温泉での洗浄を行うそうで、保健所による衛生検査も実施しているとのこと。ただ、コロナの影響で営業時間などが変更になっている可能性はありますので、行く前に確認はしていきましょう。
砂蒸し風呂は合わない、という人は普通の温泉も勿論あるので大丈夫です。
停車駅
鹿児島中央(13:56発)・喜入・指宿(14:49着)
(9:56・11:56発)の合わせて3本
指宿発は10:56・12:57・15:05
所用時間は1時間弱
全席指定
ただし、今回梅雨の影響で指宿・人吉・隼人エリアは一部運行を停止しています。出発前に必ず確認をしていきましょう。受け取り前でクレジットカード決済の場合、一回に限り有効開始日の変更が可能です。払い戻し条件に付いてはこちらをご覧ください。
⑨日南リゾート特急 「海幸山幸」
公式はこちら
最後にご紹介するのは、南国宮崎から「海幸山幸」です。宮崎駅から南下し、南郷まで向かうリゾート列車です。基本運航は通年の土日、GWや夏休み期間は平日運航も一部あります。上下一本のみの運航で指定席推奨です。
日南方面はなんといっても海がとても綺麗で、九州のサーファーなら一度は行きたいスポットです。この美しい海には、古くから伝わるストーリーがたくさんあります。実はこの「海幸山幸」は神話から取られており、青島神社は山幸彦と豊玉姫が出会った場所、縁結びの神として有名ですが、ゆかりの神社としてもう一つ、鵜戸神宮があります。
山幸彦が、兄(海幸彦)の釣り針を探しに海宮(龍宮)に赴いたところ、海神のむすめ豊玉姫命と契りを結ぶ。山幸彦が海宮から帰られた後、身重になられていた豊玉姫命は「天孫の御子を海原で生むことは出来ない」とこの鵜戸の地で出産をすることに。霊窟に急いで産殿を造られていたが、鵜の羽で屋根を葺終わらないうちに御子(御祭神)はご誕生になった。
青島神社で出会い、竜宮で契り、鵜戸神社で出産した、という流れのようです。
指宿の竜宮伝説もそうですが、南九州は海と恋に関する神話が多い気がします。ちなみにこちらの鵜戸神宮も安産・縁結びの神様として有名です。洞窟の中にある本殿は一見の価値があると思います。
宮崎はあまり知られていませんが、各地に1000以上の神楽(日本の神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞)が現存しているといいます。主な時期は11月~3月ごろなので今回のきっぷとは期間が外れますが、もしこの時期に立ち寄る予定があれば、見学してみるのも面白いと思います。
他にもたくさんの神話伝承がありますが、そのいずれも縄文・弥生時代から続くような伝承です。私たちの神のルーツを訪ねる旅というのも面白いと思います。
停車駅
宮崎(10:07発)・南宮崎・田吉・子供の国・青島・北郷・飫肥・日南・油津・南郷(11:49着)
上下一本のみ、上りは南郷(15:32発) 所要時間は1時間40分ほど
自由席もあるが、指定席推奨
青島に行くなら青島駅から降りてそんなに距離はありませんが、鵜戸神宮に行く場合、油津から降りてタクシーに乗ることをお勧めします。
まとめ
今回は九州を走るD&S列車に焦点を当てて、軽く各地の説明をしていきました。次回はこれらを利用するおすすめ旅プランの設計をご紹介していきたいと思います。