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あれこれ解説とか

2020年6月版・戸建の光ファイバー比較

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さて今回は光ファイバーは結局どこがいいのか、戸建編で記事を書いていきたいと思います。戸建てはほぼエリアによる感じなのでとても簡単です。

結局どこがいいのか


これはもうすごく単純で以下のような順位になります。
①NURO光(2G/6G/10G/20G)
②auひかり(1G/5G/10G)
③フレッツひかり(1G/10G)

これは実測平均のスピードと、値段を比較した結果です。しかし、auひかりとフレッツは、平均するとほぼ同程度という感じの印象ですので、NUROが使えなかった場合は好みでよいと思います。

次に対応エリアですが

①フレッツひかり
②auひかり
③NURO光

という順になっています。それでは各社の説明をしていきたいと思います。

NURO光


現在、日本で最強の固定回線といっても差し支えないのがNUROになります。大元はSONYのプロバイダ、So-netが提供する回線です。すべてのプランでメールはついていません。2G回線はセキュリティと無線LANが無料でついています。

サービス提供エリアは、北海道、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)、 東海(愛知、静岡、岐阜、三重 )、関西(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良)、九州(福岡、佐賀)です(一部エリアを除く)。 このエリアにお住まいならエリア検索をまずしてみることをおすすめします。

NUROのエリア検索はこちら

契約期間は3年が基本で、月額は4743円、これにキャンペーンで値引などがあります。3年契約にしない場合、工事費40,000円の割引がありません。工事費は32か月の分割になり、その分を割り引きますので実質無料です。

キャッシュバックキャンペーンと一年間980円のどちらかのキャンペーンを適用時は、事務手数料が初回のみ3000円かかり、解約の違約金は9500円と残債工事費です。 お試しで3か月間500円の場合、3か月以内の解約は違約金も工事費もありませんし、事務手数料も無料です。4か月目以降は違約金9500円と残債工事費です。

おすすめはキャッシュバック45,000円が一番お得です。これが基本になるプランだと考えて大丈夫です。こちらのプランはマンションでも契約可能ですが、工事が物件的にできないこともあります。開通までポケットWi-Fiのレンタルがありますので、使えない期間はないと思って大丈夫です。


プラン例
2Gプランホームタイプ・3年契約の場合
月額4743円・工事費は分割だが相殺割引
開通から2か月後にキャッシュバック4.5万円
ただしこのページのURL以外から申し込むと4.3万
開通までポケットWi-Fiを申し込む場合、初月980円・2か月目から32円/1日の使用日数に応じた料金。
土日に工事をする場合は3000円別途必要。

NURO 45,000円キャッシュバック公式ページはこちら

実はさらに高速なプランもあります


以下は10Gなどのより高速なプランですが、先にエリアと料金だけ掲載して解説は後程します。すべて工事費は分割請求・キャンペーンで割引されるので実質無料です。すべての回線は特に記載がない限り、初回に事務手数料で3000円かかります。すべて戸建てプランですが、マンションの5階以下の階層であれば、工事申し込みは可能です。ただし、許可が降りないケースや、物件的に工事ができないなどの場合もあります。工事を土日に指定する場合、別途3000円必要です。

※10G/6G( XGS-PON )対応エリア
北海道、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、東海(愛知、静岡)、関西(大阪、兵庫、奈良)、九州(福岡)の一部で使用可能。
通常料金は10G/5743円、6G/5243円で、工事費6万・5年分割(実質無料)。3年契約で初月無料・事務手数料なし、2~3か月目は500円。16,000円ほどお得。違約金は2万円。固定電話サービスなし。

※10G(XG-PON)対応エリア
関東(東京、神奈川)、東海(静岡)、関西(大阪、兵庫、奈良)が対応エリア。(一部地域除く)
通常6478円、キャンペーンは初月無料、一年間3980円。2年契約で更新月以外の解約は9500円。30,000円ほどお得。固定電話サービスあり。

※20G(B/E)対応エリア
東京都豊島区、港区(一部地域除く)
通常7743円、契約のしばりは特にないが、工事費6万が5年分割、キャンペーンで実質無料。2020年5月中旬より申込開始。固定電話サービスは現状なし。

これらの中で、理解しておいた方が良いのが10Gs/6Gsプランというものになります。同じ10Gなのに何が違うのか、ということですが上りの速度(送信スピード)が違います

XGSのSはSymmetric、日本語に直すと10G対称型、という感じで上りも下りも10Gですよ、という意味になります。現状では上りのスピードを必要とするサービスは、あまりありません。サーバー運用するなどの場合は重要ですが、あまり一般的ではないでしょう。そして仮にサーバー運用するとしてもよほどのアクセスが無い限り10Gアップロード回線を必要とするシーンは考えずらいです。XG-PONでもアップロードは2.5Gありますので、これで問題になることはあまり考えにくいです。ですが通常の料金はXGS-PONのほうが安いので、固定電話が必要なければXGS-PONで良いでしょう。

ですから、10G以上の回線は正直どれでも良いとは思います。大きなファイルを送信するとしても、受信側のスピードがマックスのスピードになってしまうので、ファイルや動画を受信する側の速度が10Gであるケースはあまりないでしょう。

これらを考えると普通にネットサーフィン、動画視聴、ゲームなどに使うのであれば2G回線で正直事足りてしまうのです。月額も安いし、キャッシュバックなどキャンペーンも大きいので、よくわからないという人は2G回線で申込をした方が良いですし、困ることはありません

どうしても使ってみたい、という方は電話が必要でないならXGS-PONのほうが月額が安いのでXGS-PONのほうが良いです。20Gはどう考えても必要ないですが、使えるエリアならぜひ使ってコメントを残してほしいです。

結論:コスパ・実際の利用を考えるなら2G回線で十分


申込に関しては、公式を案内しています。代理店でもう少しキャッシュバックが大きくなるところもありますが、公式オプションなしで4.5万円のキャッシュバックをおすすめしています。代理店経由だと5万円キャッシュバックもありますが、オプションの加入が必要であったり、キャッシュバックに10か月以上かかったりと面倒も多いです。以下のリンクは公式ページでの申し込みで、2か月でキャッシュバックになりますので、一番安心だと思います。そして公式の中でも以下のリンクは通常よりも2000円キャッシュバックが増額されていますので、こちらから申し込みをお勧めしています。

NURO 45,000円キャッシュバック公式ページはこちら

 

auひかり

auひかりは以下を除いた全国で利用することが可能です。
大阪府、京都府、和歌山県、奈良県、滋賀県、兵庫県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県、沖縄県を除く

契約期間で値段が変動し、3年のずっとギガ得プランが一番安い。ネットのみの場合5100円~。更新月以外の解約は15,000円。工事費は36500円だが分割支払いが可能で、+500円の電話セットで申し込むと工事費分を5年間、毎月割引する。さらにプロバイダをau one netにすると1万円キャッシュバック。他社からの乗り換えの場合、電話のオプション+690円を付けると最大30,000円キャッシュバック。

5G/10Gのプランもあるが、使えるのが東京・埼玉・神奈川・千葉の一部エリアのみで、ほぼNUROが使えるエリアなので比較していません。

auひかりの品質はフレッツとほぼ同等なイメージですが、auのほうが回線が空いていることが多いので、割と速度が出やすい傾向にあるのが強みでしょうか。あとはauスマホとの連携です。固定電話にあった着信をSMSでスマホに送信してくれたり、セットにすると割引があったり、新規でauスマホを2回線申し込むと、一台につき1万円のキャッシュバック。

auはキャッシュバックのプランが豊富です。そして公式と別に、キャッシュバックを上乗せする代理店さんも多いです。しかし、オプションの継続利用が条件なので、必要ない方は電話とのセットで工事費無料を受けるくらいでいいと思います。最大キャッシュバックは、公式の乗り換え特典に上乗せで2.5万円が今のところ一番大きいようです。以下にリンクを提示しておきますが、キャッシュバックの最大を狙うよりは、必要なサービスとキャッシュバックの折り合いをつけて申し込んでおくほうが良いです。

一番多そうなのは、電話とセットで工事費無料。次点、乗り換えキャッシュバック3万円の適用に、電話のオプションEXプランを付けるという感じだと思います。詳しくはサイトの申し込みフォームから、折り返しの電話で確認をしていくと良いと思います。

≪auひかり≫1ギガの光回線がお得に利用できる!

 

大御所NTTのフレッツひかり


最後に控えるのは全国最大手NTTフレッツひかりです。特徴はなんといっても広範なカバーエリアと技術力ですね。NTTグループの品質の安定感はとても信頼できるものがあります。実際のところスピード的にあまり速度が出ないというのはプロバイダの問題がほとんどで、NTT局内のスピードはとても速いことが多いです。そしてフレッツ網内で(プロバイダを介さずに)相互通信を行うことも可能なので、ビジネスに使うインフラとしては一番優秀というイメージです。

ですが、そのカバーエリアとユーザーの多さから、プロバイダを介していくとどうしても速度が落ちてしまいがちな欠点は抱えています。ですから通常のインターネットを使うことを考えるのであれば、NUROの方をおすすめしています。そして実をいうと、NUROの回線はNTTの光ファイバーを利用しています。KDDIも一部でNTTの回線を間借りしたりしています。これはダークファイバーという仕組みで、NTTが利用していない光ファイバーを他社に卸契約をしている、といったイメージです。

実際のところ、10GどころかNTTは1T(1000G)通信でも可能な回線を提供することが(技術的には)可能です。しかしコストが割高になること、それを提供してもプロバイダ側がそれに見合う速度を提供できない、などの理由で提供されていません。逆に言うとエリアで空いているプロバイダを探し当てられたら、めちゃくちゃ高速なことはよくあります。

そしてもう1点、フレッツは現在コラボといって、請求窓口を他社にまとめることで料金の引き下げをしています。例えば私の実家は福岡で、フレッツのドコモコラボでOCNを利用していますが、90M前後の速度が出ています。これは実際に利用する上でなんの支障もない速度です。4Kも複数利用でなければスムーズに視聴できます。ですが、コラボのプロバイダと地域によっては、15~20M程度しかでないケースもあるのです。これはプロバイダの集約が大きく関係しています。

コラボにせず、フレッツとプロバイダを別契約するだけで、高速になるケースは実はかなり多いのですが、月額のコストが1000~2000円程度上がります。そして工事費が無料にならない(3万程度)などの理由で、ここではコラボをおすすめしようと思います。

どうしてもエリア的にフレッツしか使えず、高速な回線にしたい方に向けては別記事を書きますが、ここでは家族の共有回線として、最低限使えれば問題ない速度が出るコスパの良い回線をおすすめしたいと思います。

NTT西日本のマンション検索はこちら

NTT東日本のマンション検索はこちら

そもそもコラボってなに?

 

コラボというのは、請求や問い合わせ窓口を他社にすることで、NTTが回線事業に専念できるようになり、コストを下げて品質を向上させることが出来る、というプランです。コラボ事業者も自社のサービスを提供したり、企業知名度を上げたりと色々なメリットがあります。ただ、オフィスタイプの電話(ビジネスフォンなどの電話回線)を提供していないコラボ事業者などもありますので、オフィス利用する場合でコラボを選択する場合は注意が必要です。

結局どこを選べばいいのか

 

まず、工事費が無料であることを前提に今回は選んでいます。次に申し込めないサービスがない、というのも含めて今回は比較・選定を行いました。そのうえでお勧めするのは、BIGLOBE光です。これはコストと速度の兼ね合いが取れ、かつ全国で申し込みが可能ということでこちらを選定しました。それでは特徴となにが良いかを説明していきたいと思います。

 

BIGLOBEひかりのここが良い

 

 

BIGLOBEのメリットは、安定性です。フレッツはプロバイダの集約が激しいと速度がでにくいのですが、BIGLOBEは超高速になることも少ないですが、ものすごく遅くなるということもあまりありません。インターネットを利用する上で大事なのは、最高速度よりも最低速度が安定しているか、という点が一番です。

くわえて、フレッツプランは工事費が必要になる場合もありますが、こちらは工事費を分割請求・割引により実質無料です。3年間という長いキャンペーン期間を持っており、利用料金も安いです。突出したサービスではないが、だれでも安心して申し込めるサービス、という感じです。


申込窓口・プロバイダはどこが良いか

 

これは代理店になるのですが、NNコミュニケーションズをお勧めしています。大きく2つ理由があり、ひとつはオプション加入なしでも2万円のキャッシュバック、指定オプションの申し込みで最大3.5万円というのが大きいです。ネット申し込みでも、もちろん後日専門のスタッフと電話で相談して内容を確認・決定が可能です。そしてインターネットのキャッシュバックは半年~10か月後に、申請後キャッシュバックとしている代理店が多いです。もし忘れてしまったらキャッシュバックを受けられないということもあります。しかし、こちらは開通翌月(おおむね2か月でキャッシュバック)となっています。申請書も郵送で来ますので、忘れずに返送をしましょう。

こちらはWEBからの申し込みが前提なので、電話申し込みでキャッシュバックが受けられませんのでご注意ください。


ビッグローブ光キャッシュバックキャンペーン実施中!!

 

まとめ

 

まずNUROを調べてみて、エリア外だったらau・BIGLOBEひかりと考えて大体大丈夫です。auひかりなら3年契約・固定電話の申しこみで工事費無料なので、固定電話は付けておいた方がキャンペーン的においしい。キャンペーンが面倒なのがいやならBIGLOBEひかりにしておくと簡単。

といった感じです。もし不明な点やなどがありましたらコメントに残していただけると、確認次第、コメントや記事を更新でお返事しておりますので、気軽にコメントを残していただけると嬉しいです。


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